ダイエットを始めてみたものの、『どのくらいのペースで痩せるのが健康的なのか』と悩んでいませんか?
実は、無理な減量はリバウンドや健康リスクを伴うため、適切なペースを守ることが非常に大切です。
この記事では、無理のない健康的なダイエットの適切なペースや、ゆるやかに痩せるための具体的なコツについて解説します。
【本記事の要約】
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ダイエットの適切なペースは1ヶ月で体重の2~5%減までです。
(例. 体重50kgの人は1ヶ月で1.0~2.5kg減まで)
このペースを超えるダイエットは基礎代謝の低下や筋肉量の減少を招きます。
結果として、リバウンドや栄養不足による体調悪化などを引き起こします。
体重は落ちたのに見た目が不健康になることも少なくありませんので要注意。
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ダイエットの適切なペースとは?
ダイエットの適切なペースについて、具体的に解説します。
1ヶ月に体重の2%~5%減が目安
ダイエットの適切なペースの目安は、1ヶ月で体重の2%~5%減です。
例えば、体重50kgの人の場合、1ヶ月で1〜2.5kgの減量が適切です。
この範囲内で進めることで、健康的に痩せることができます。
適切なペースが推奨される理由
続いて、なぜこの範囲が適切なペースとして推奨されるのか、説明します。
▷ ダイエットの下限(体重の2%程度)
ダイエットペースの下限(体重の2%程度)は、ゆるやかに痩せるための目安であり、実はそこまで重要ではありません。
どれだけペースが遅くても本人が満足できていれば問題はありませんが、1ヶ月に2%程度体重が落ちていれば、ダイエットの実感が得やすく、モチベーションを維持しやすいでしょう。
▷ ダイエットの上限(体重の5%まで)
一方、上限である「体重の5%まで」というペースを守ることは、体への負担を軽減するために非常に重要です。
これを超えるペースで減量する場合、「摂取カロリーが基礎代謝を下回る」、「消費カロリーが摂取カロリーを大幅に上回る」といった状態に陥る可能性が高く、健康に悪影響を与えるリスクがあります。
このリスクについて、以下に詳しく説明します。
・ 摂取カロリーが基礎代謝を下回るリスク
基礎代謝:生命維持(呼吸や体温調整、脳や内臓の働き)に必要な最小限のエネルギーのこと。寝たきり状態でも、基礎代謝分のエネルギー(=カロリー)は常に消費されていきます。
摂取カロリー:食事から得られるエネルギーのこと。人間の活動に必要なエネルギーのほとんどは食事から摂取されます。
摂取カロリーが基礎代謝を下回ると、生命維持に必要なエネルギーを確保できず、体が防衛機能を働かせてエネルギー消費を抑えます。
その結果、基礎体温の低下や倦怠感、集中力の散漫といった症状が現れることがあり、身体的に危険な状態です。
・ 消費カロリーが摂取カロリーを大幅に上回るリスク
消費カロリーは、基礎代謝に日常生活や運動で消費されるエネルギーを加えたものです。
ダイエット中に過剰な運動で消費カロリーが多くなると、脂肪だけでなく筋肉までが分解されてしまう可能性があります。
筋肉量が減ると基礎代謝も低下し、痩せにくい体質になるリスクがあります。
例えばマラソン選手や水泳選手などのアスリートは、膨大なカロリーを運動によって消費するため、日々大量の食事を摂取してエネルギーを補っています。
このように、消費カロリーと摂取カロリーの適切なバランスを保つことが重要です。
以上の理由から、1ヶ月あたり体重の2%~5%減が健康的なダイエットの適切なペースとして推奨されています。
この範囲を守ることで、無理なく、持続的にダイエットを行うことができます。
ゆるやかでも健康的に痩せるコツ
健康的なダイエットを進めるには、無理のないペースを守りつつ、生活習慣を改善していくことが大切です。
ここでは、ゆるやかに痩せるための具体的なコツを紹介します。
毎日の体重記録
自分の正確な体重を把握し、ダイエットペースを確認するために、毎日体重を測りましょう。
体重を測定した後は、忘れずに記録しましょう。
そうすることで、数週間〜数カ月間の中長期的な変化を可視化することができます。
また、毎日の体重記録は、自分の行動を見直すきっかけにもなり、自然とダイエット効果が期待できます。
バランスの取れた食事を心がける
食事を極端に減らす、特定の栄養素だけを摂るといった偏りは避けましょう。
栄養摂取の基本は、タンパク質、炭水化物、脂質をバランスよく摂ることです。
また、ビタミンやミネラル、食物繊維も意識的に摂取するようにしましょう。
それぞれの栄養素をバランス良く、効率的に摂るコツは以下の通りです。
・ タンパク質
肉や魚類を主菜にしましょう。
・ 炭水化物(糖質)
エネルギー不足を防ぐために、ご飯やパン、麺類などを適量食べましょう。
・ 脂質
揚げ物など脂っこい食材や食品は避け、魚介類やナッツ、アボカドなどから良質な脂質を摂取するよう心がけましょう。
・ビタミン、ミネラル、食物繊維
野菜やキノコ類、海藻類はビタミンや食物繊維が豊富で低カロリーなので、積極的に取り入れましょう。
偏りなく栄養を摂ることで、体調を維持しながらダイエットを続けられます。
日常生活でのカロリー消費を増やす
ランニングやジムでの運動が難しい場合でも、日常生活での小さな工夫でカロリー消費を増やせます。
無理なく取り組める方法を積み重ねて、消費カロリーを増やしましょう。
例)
・自転車を使わず徒歩で移動する
・エスカレーターやエレベーターではなく階段を利用する
・休日には外出してアクティブに過ごす
このような小さな行動の積み重ねが、ゆるやかなダイエットにつながります。
ストレスの軽減
ストレスはダイエットにおける大敵です。
健康的に痩せるためには、肉体的および精神的なストレスを軽減することが重要です。
・ 肉体的なストレスを減らす
十分な睡眠、ゆっくりとした入浴、ストレッチなどで体をリラックスさせましょう。
・ 精神的なストレスを減らす
趣味の時間やリラックスできる休日を大切にしましょう。一時的にダイエットのことは忘れ、好きなものを食べたり、友人と会食を楽しむことも、長期的に見れば健康的なダイエットに有効です。
急激なダイエットのリスクと落とし穴
ここでは、急激なダイエットがもたらす3つの大きなリスクについて説明します。
リバウンドのリスク
急激に体重を落とすと、基礎代謝が低下し、筋肉量も減少しやすくなります。
その結果、ダイエットを始める前よりも「太りやすい体質」になるリスクが高まります。
仮に急激なダイエットに成功したとしても、少し食事量を戻しただけで体脂肪が増え、リバウンドしてしまう可能性が高くなります。
栄養不足による体調の悪化
食事量を減らすと、同時に栄養の摂取量も減ってしまいます。
以下の栄養素が不足すると、健康に悪影響が生じます。
・ タンパク質
筋肉や皮膚、髪の主成分です。タンパク質が不足すると筋力低下や肌荒れの原因になります。
・ 炭水化物(糖質)
体を動かすエネルギー源です。低糖質が続くと疲労感や集中力の低下を招きます。
・ 脂質
ホルモンの生成に不可欠です。不足するとホルモンバランスが乱れることもあります。
・ビタミン、ミネラル
代謝や免疫のサポートに必要です。ビタミン、ミネラル不足によって免疫力が低下する可能性もあります。
栄養不足が続くと、「痩せているけれど不健康」な外見になりかねません。
肌や髪のツヤがなくなったり、生気が感じられなくなることもあります。
メンタル面への影響
過度な食事制限によって食欲が抑えられた状態が長く続くと、精神的なストレスが増大します。
また、食事制限のために外食や友人との会食を避けることで、孤立感や疎外感を感じることもあります。
急激なダイエットは体だけでなく、メンタルにも悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
急激なダイエットには、これらのように「リバウンド」「栄養不足」「メンタルへの悪影響」といったリスクがあります。
ダイエットは無理なく、適切なペースで進めることが大切です。
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以上、適切なダイエットのペースと急激なダイエットのリスクについて書かせていただきました。早く痩せたいと焦る気持ちも理解できますが、健康的に痩せることを目標とし、本記事の内容をぜひご参考にしていただければと思います。
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