ダイエット中にお酒を楽しむのは難しいと思っていませんか?
多くの人が「お酒を飲むと太る」と思い、ダイエット中はお酒を控えるべきだと考えがちです。
しかし、飲み方やタイミング、そしておつまみの選び方を工夫すれば、ダイエットを妨げることなくお酒を楽しむことができます。
この記事では、ダイエット中にお酒を楽しむためのポイントやコツを紹介します。
飲み方を見直して、無理なくダイエットを続けましょう!
- 1. お酒とダイエットの関係について
- 1.1. エンプティカロリー:実はお酒のカロリーは低い
- 1.2. おつまみのカロリーには注意が必要
- 1.3. その他、お酒がダイエットに与える多くの影響
- 2. ダイエット中のお酒の飲み方で押さえておきたいポイント
- 2.1. 飲酒量と頻度をコントロールする
- 2.2. 運動した日は飲まない
- 2.3. 高カロリーなお酒は避ける
- 2.4. 夜遅くまで飲まない
- 2.5. おつまみは低糖、低脂質のものにする
- 2.6. 水分もしっかり摂る
- 2.7. 肝機能を助ける栄養素を摂取する
- 3. ダイエット中でもOK!おすすめのお酒&おつまみを紹介
- 3.1. ダイエット中にもおすすめのお酒
- 3.2. ダイエット中にもおすすめのおつまみ
【本記事の要約】
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お酒に含まれるアルコールのカロリーは「エンプティカロリー」と呼ばれ、体内でエネルギーになりにくい性質を持っています。
そのため、お酒そのものが太る原因となることはあまりありません(当然、飲み過ぎは太る原因となります)が、お酒と一緒に食べるおつまみが太ってしまう原因となるケースが非常に多いです。
お酒の飲み方、お酒の種類、おつまみの種類を工夫することで、ダイエット中でもお酒を楽しむことができます。
ダイエット中の飲み方のポイント
▷ 飲酒量と頻度をコントロールする
▷ 高カロリーなお酒(甘いカクテルなど)は避ける
▷ おつまみは低糖、低脂質にする
▷ 水分もしっかり摂る
▷ 夜遅くまで飲まない
ダイエット中でもおすすめのお酒
ハイボール(ウイスキー)、低糖質ビール、焼酎、赤ワイン・白ワイン、そのほか蒸留酒全般
ダイエット中でもおすすめのおつまみ
えだまめ、だし巻き卵、冷奴、キムチ、生ハム、するめ、アーモンド、お刺身、焼き鳥(ささみ、むね、砂肝、レバー)、ローストビーフ
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お酒とダイエットの関係について
お酒とダイエットの関係について、以下の観点から詳しく見てみましょう。
エンプティカロリー:実はお酒のカロリーは低い
アルコールは1gあたり約7kcalのカロリーを含んでいます。
しかし、このアルコールのカロリーは、体にとって有益な栄養素を含まず、約70%が体内で代謝されてしまいます。
⇒[7kcal/g × 70% = 4.9kcalは体内で代謝される]
そのためアルコールのカロリーは「エンプティカロリー」と呼ばれ、直接的に体脂肪にはなりにくいのです。
以下に示す通り、一般的なお酒(アルコール飲料)のカロリーをエンプティカロリーを考慮して見ると、意外と高カロリーではないことがわかります。
お酒の種類 | 100mlあたりのカロリー | エンプティカロリーを考慮したカロリー |
---|---|---|
ビール | 42 kcal | 22 kcal |
ハイボール | 47 kcal | 14 kcal |
日本酒 | 104 kcal | 45 kcal |
赤ワイン | 75 kcal | 31 kcal |
焼酎(alc.20%) | 112 kcal | 34 kcal |
当然ですが、お酒自体のカロリーはあまり高くないものの、飲む量が増えればそのカロリーが積み重なり、ダイエットに悪影響を与えることに注意が必要です。
おつまみのカロリーには注意が必要
エンプティカロリーを考慮すると、アルコール飲料自体のカロリーはそこまで高くないことがわかりました。
しかし、お酒と一緒に食べるおつまみがカロリー摂取量を増加させ、太ってしまう大きな原因となることが多々あります。
アルコールと相性の良い食べ物(焼肉、餃子、唐揚げ、フライドポテト、ピザなど)は非常に高カロリーです。
また、家庭で飲む際にもスナック菓子やチーズなど、高カロリーなおつまみには注意が必要です。
これらの食品はカロリーが高いだけでなく、塩分も多く含まれているため、ダイエットを意識した食生活には適しません。
おすすめのおつまみ
野菜スティック、枝豆、冷奴、ビーフジャーキー、するめ、お刺身、生ハムなど
その他、お酒がダイエットに与える多くの影響
アルコール飲料に含まれるカロリーよりも、アルコールの持つ性質の方がダイエットに対して、様々な悪影響を与えます。
以下にアルコールがダイエットを阻害する要因の一部を挙げました。
このような影響を理解し、お酒の摂取量や頻度をうまく調整することが、ダイエット成功のカギとなります。
・ 食欲の促進作用:
アルコールは食欲を刺激するため、通常よりも食べ過ぎてしまう可能性が高くなります。
・ アルコールの優先的な代謝:
体はアルコールを優先的に代謝するため、脂肪の燃焼が後回しとなり、ダイエットの効果が薄れることになります。
・ 中性脂肪の増加:
アルコールの過剰摂取は中性脂肪の増加につながります。消費しきれなかった中性脂肪は皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられます。
・ 肝機能の低下:
飲み過ぎは肝臓に負担をかけます。肝機能が低下すると、脂肪燃焼が効率的に行われなくなります。
・ 睡眠の質の低下:
アルコールは睡眠の質を低下させます。睡眠不足は基礎代謝を低下させるほか、日中の活動にも影響を与えるため、ダイエットの大敵です。
ダイエット中のお酒の飲み方で押さえておきたいポイント
ダイエット中でもお酒を楽しみたい方にとって、飲み方やおつまみの選び方がカギを握ります。
実際、飲み方を工夫するだけで、ダイエットの効果を損なうことなく、お酒を楽しむことが可能です。
ここでは、ダイエット中にお酒を飲む際に押さえておきたいポイントを紹介します。
飲酒量と頻度をコントロールする
毎日や高頻度で自分の気の向くままの量を飲むのではなく、量と頻度をうまく管理することで、お酒を我慢するのではなく、時に楽しみながらダイエットを進めることができます。
普段からお酒をよく飲む人は、無理にゼロにするのではなく、まずは頻度または量のどちらかだけを改善し、最終的には両方を管理できるようにすることをおすすめします。
例)
飲酒量の管理:
飲むときはビール3杯まで(飲む日はいつでもOK)
頻度の管理:
金曜日と土曜日は飲んでも良い日にする(飲む量は気にしなくてOK)
飲酒量と頻度の管理:
飲んでもいいのは金曜日と土曜日、量はビール3杯までにする
運動した日は飲まない
ダイエットのために筋トレやランニングなどを取り入れる方は多いかと思います。
運動後、筋肉はダメージを受け、その傷付いた筋肉の修復のためにタンパク質を使います。
しかし、飲酒してしまうと、本来筋肉の修復のために使われるタンパク質が、アルコールの分解に向いてしまうため、運動の効果を薄くしてしまいます。
運動した日はお酒ではなく、プロテインを飲むようにしましょう。
プロテインを摂取することで、筋肉の回復を促し、運動の効果を高めることができます。
高カロリーなお酒は避ける
アルコールのカロリーは「エンプティカロリー」のため、お酒は意外と低カロリーであることがわかりました。
しかし、お酒の種類によっては糖質が高く、高カロリーとなってしまうものも多くあります。
高カロリーなお酒を避け、低カロリーなお酒を選びましょう。
例えば、ビールやカクテルなどは糖質が高く、カロリーが上がりがちです。
一方で、ウイスキーや焼酎などの蒸留酒は糖質がほぼゼロで、低カロリーに抑えられています。
・高カロリーなお酒:
ビール、日本酒、カクテル(特に甘いもの)、梅酒など
・低カロリーなお酒:
ウイスキー、焼酎、ジン、ウォッカなど
夜遅くまで飲まない
アルコールの摂取は睡眠の質を低下させるため、ダイエットに悪影響を与えます。
お酒を飲む際は夜遅くまで飲まないようにし、いつも通りか少し早く就寝するように心がけましょう。
睡眠の質が下がる分、睡眠時間で補うことで、お酒のダイエットへの影響を低減させることができます。
おつまみは低糖、低脂質のものにする
お酒のカロリーがそこまで高くなくても、おつまみが高カロリーになってしまうケースが多々あります。
おつまみから糖質や脂質を大量に摂ってしまうと、アルコールの作用も相まって、体脂肪が付く大きな原因となります。
おつまみは低糖、低脂質を意識しましょう。
例えば、枝豆や冷奴など、健康的なおつまみを選ぶことで、おつまみを楽しみながらダイエットすることができます。
おすすめのおつまみ
野菜スティック、枝豆、冷奴、ビーフジャーキー、するめ、お刺身、生ハムなど
水分もしっかり摂る
アルコールの分解には大量の水分が必要となります。
アルコールが体内に残ると、体の不調や浮腫みの原因となります。
お酒に含まれている水分は、アルコールの利尿作用によって、体外にすぐ排出されてしまうため、お酒とは別に水を飲むようにしてください。
目安は、お酒2杯飲むごとに水を1杯飲むことです。
肝機能を助ける栄養素を摂取する
アルコールの分解を促進する栄養素や、肝機能を強化する栄養素を摂取しましょう。
アルコールの分解がスムーズになり、ダイエットへの悪影響を減らすことができます。
アルコールの分解のために、摂取すべき栄養素の代表的なものを以下に紹介します。
食事から摂取できない場合は、サプリメントで補うのが有効です。
・ タンパク質
アルコールを分解する酵素はタンパク質でできています。
タンパク質を多く含む食品を摂ることで、肝臓の代謝機能が促進され、アルコールの代謝も早くなります。
▷ タンパク質を摂取できるおつまみ
枝豆、だし巻き、お刺身、焼き鳥など
・ ビタミンB群
アルコールの分解を助けるビタミンB1および、二日酔いの原因物質であるアセトアルデヒドの分解を助けるナイアシンは特に重要です。
アルコールを摂取すると、体内で大量のビタミンB群(特にビタミンB1)が消費されるため、補給すべき栄養素になります。
▷ ビタミンB群を摂取できるおつまみ
枝豆、冷奴、生ハム、お刺身(マグロやカツオなど)、アーモンド、ピーナッツなど
・ ビタミンC
アセトアルデヒドの分解をサポートする作用があります。
アルコールを摂取すると大量に消費される上、尿としても排出されやすいので、しっかりと摂取すべき栄養素です。
ビタミンCは野菜やフルーツに多く含まれているので、野菜を使った料理をお酒と一緒に楽しむと良いです。
▷ ビタミンCを摂取できるおつまみ
冷やしトマト、野菜スティック、など
・ オルニチン
オルニチンは肝機能を向上させるほか、血液中のアセトアルデヒドの分解を助けます。
しじみやキノコ類に多く含まれていますが、それ以外の食品からの摂取は難しいため、サプリメントの活用が大変有効になります。
▷ オルニチンを摂取できるおつまみ
マグロの刺身、きのこ炒めなど
・ タウリン
肝臓の胆汁酸の分泌を促し、アルコールを分解して体外への排出を促す解毒作用があります。
▷ タウリンを摂取できるおつまみ
牡蠣、ホタテ、タコぶつ、イカ刺し、するめなど
ダイエット中でもOK!おすすめのお酒&おつまみを紹介
最後にダイエット中でもおすすめのお酒とおつまみをいくつか紹介します。
ダイエット中にもおすすめのお酒
ハイボール、低糖質ビール、焼酎、ワイン、その他、蒸留酒(ジン、ウォッカ、テキーラ)
① ハイボール(ウイスキー)
ウイスキーを炭酸水で割ったハイボールは糖質ゼロなので、ダイエット中に適したお酒です。炭酸により満腹感も増すため、食べ過ぎを防ぐ効果も期待できます。
② 低糖質ビール
糖質が高いイメージがあるビールですが、低糖質タイプのものならダイエット中でもOKです。
③ 焼酎
焼酎も蒸留酒の一つですので、基本的には糖質ゼロです。ウーロンハイや緑茶ハイにしても低カロリーで楽しめます。
④ 赤ワイン・白ワイン
辛口の赤ワインや白ワインは比較的糖質が少なく、カロリーが低めですので、ダイエット中でもおすすめです。
⑤ その他、蒸留酒
ウイスキーや焼酎以外にも、蒸留酒(ウォッカ、ジン、ラム、テキーラなど)は全般的に糖質がほぼゼロなので、ダイエット中におすすめです。甘い味のカクテルではなく、炭酸水や水で割ってカロリーを抑えるのがポイントです。
ダイエット中にもおすすめのおつまみ
① えだまめ
えだまめの主な栄養素は植物性たんぱく質で低カロリー。アルコールの分解を助けるビタミンB群(ビタミンB1、ナイアシン)や、飲酒翌日の浮腫み対策になるカリウムも豊富に含まれています。居酒屋の定番メニューですので、ダイエット中のおつまみに困ったら、まずはえだまめを注文すると良いでしょう。
② だし巻き卵
卵はタンパク質が豊富なことはもちろん、ビタミンB群やビタミンCなど様々な栄養素を含む「完全栄養食」です。腹持ちも良いため、飲む際には最初の方に食べることで、過食を防ぐ効果も期待できます。卵黄の脂質より、ややカロリーがあるので、食べ過ぎには注意が必要です。
③ 冷奴
豆腐は低カロリーなうえ、ボリュームがあるのでダイエット中のおつまみにぴったりです。消化が良く、胃腸への負担を軽減できる点も良いです。
④ キムチ
キムチも低カロリーなうえ、ボリュームがあるのでダイエット中のおつまみにぴったりです。ビタミンCも豊富で、お酒を飲む際に野菜不足になりがちな方には特におすすめです。
⑤ 生ハム
生ハムは高タンパク質で、糖質はゼロです。低脂質な豚ももの生ハムを選ぶことでカロリーも抑えられます。
⑥ するめ
するめは高タンパク質で低カロリーです。肝機能を高めるタウリンも豊富に含まれております。また、するめは歯ごたえがあり、咀嚼回数が増えるので、満腹中枢を刺激し過食を防ぐ効果も期待できます。
⑦ アーモンド
アーモンドは栄養価が高く、食物繊維も豊富なため満腹感を得やすいおつまみです。良質な脂質も摂取できる一方、ややカロリーが高くなるので、食べ過ぎには注意が必要です。
⑧ お刺身
お刺身は高タンパク低カロリーですので、ダイエット中にもおすすめです。オメガ3脂肪酸が豊富で、血液をサラサラにする効果もあります。ダイエット中の会食は海鮮居酒屋で決まりです。
⑨ 焼き鳥(ささみ、むね、砂肝、レバー)
やきとりも部位を選べば、ダイエット中でも問題なく食べることができます。おすすめは低カロリーな、ささみ、むね、砂肝、レバーなどです。手羽先、ぼんじり、皮などは高カロリーとなるので避けてください。
⑩ ローストビーフ
赤身のローストビーフは高タンパク低カロリーで食べ応えがあるため、ダイエット中、お酒の席でのメイン料理にぴったりです。ビタミンB群、亜鉛や鉄分などの栄養が豊富で、脂肪燃焼を促進させるカルニチンも含まれているので、ダイエット中のおつまみに適しています。
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以上、お酒とダイエットの関係を解説し、ダイエット中にもおすすめのお酒とおつまみを紹介させていただきました。ぜひご参考にしてみてください。
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